ところで、結婚についての正しい考えとは何か。それが、本書第一部で解明した現代の結婚のすがたに対する、正しい瑚解であることはいうまでもありませんが、その復刊をかねて、その要点を左にあげることにしましょう。
結婚が法によって規制される家族制度であることの理解。ここから、結婚がたんに結婚する二人だけの問題ではないことの認識が生まれます。
結婚の相手が家族人であることの理解。ここからは、和手をたんなる仙人と錯覚することがあやまりである、という認識が生まれます。
現代社会の原則と、現代の結婚とのあいだに存在する矛崎についての叩解。この理解がなければ、現実の結婚生活や社会生活を調整してゆくことが不可能となるでしょう。
結婚が私有財産制にもとづく経済制度であることの理解。ここからは、経済的条件を無視して、結婚をたんなる愛情による結びつきとしか考えないような無謀が、事前に防止される可能性が生まれます。
以上が、現代の結婚について正しい考えをもつために必要な理解の最低の条件といえるでしょう。
結婚の相手がこれらの条件をそなえているかどうかがわかるのは、話合いによってであることはいうまでもありません。
あなたはここで→安心出来る 出会系 出会った人に対して、自分の理想を演じずに本当の自分をぶっちゃけられますか?
結婚についてどういう考えをもっているのかを話し合うなんて、とおもうひとも少なくないかもしれません。
しかし、どんな小さな事業でも、二人以上の人間が協力しておこなおうとするときは、おそらくだれもが、その事業についての考え方を事前に話し合うにちがいありません。
まず他のいかなる事業よりも密接な協力によらなければならない大事業である結婚が、それについての考え方を話し合わずにおこなわれるとしたら、これほどおかしなことはない、といわねばなりますまい。
ただおかしいというだけですむならまだしも、その結果が、結婚を失敗にみちびく可能性を強めることが明らかである以上、このことはまことに重要であるといわなければなりません。
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