女性はながい間、経済的に無能力者にされすぎてしまいました。だから、今日の女性がなによ
りもさぎに経済的独立を女性の悲願と考えることはけっして無理のない話だと、私もある点では
思います。けれども、だからといって、経済的独立さえあれば、何もかも満足だというのは、人
生イコール金銭的独立と考えることではないでしょうかc
私はとにかくいちおう経済的に独立しています。ところで、俺には経済力がある、だから妻も
子供もいらない、恋愛をしたければ、ちょいちょいやればいいじゃないか、家庭なんてわずらわ
しい、l私にはどうもこんなふうに考えることができないのです。できないというよりも、そ
ういうふうに考えることが、少しばかり病的にさえ思われるのです。なぜなら経済的独立という
ことだけで、私には満足できないからなのです。経済的独立という伴侶だけでは、人生はさびし
すぎるように思われるのです。一日一万円のホテルの豪華な部屋で、経済的独立をたのしんでい
る気にはなれそうもないのです。私がさびしがりやで気が弱すぎるためでしょうか。
私はとにかくいちおう仕事をもっています。けれども、私は「仕事の鬼」になるほど、仕事に
夢中になれないのです。仕事に夢中になれないのは、いうまでもなく、私にそれだけの才能がな
いからなのです。つまり、私が凡庸であるからなのです。平凡な人間が、いっさいを忘れて、家
庭も結婚も異性も金銭も社会的名誉もいっさい忘れて、仕事に自分をうち込むことができましょ
うか。少なくとも、私にはできないのです。つまり、経済力があっても、仕事があるていど面白く
っても、それだからといって、どうでも私は生涯独身でいなきゃならないと私じしんにいってき
かせる理由を、発見することができないのです。
夫婦間で問題が出たとき、複雑であればあるほど解決に時間が掛かります。
そうならない為にも、ここで→相性が合う素敵な結婚相手を見つけましょう。

018